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(追記)LUMINA11月号「バイクライド再考。」を見てビックリ!

竹谷さんのレッスン動画をYouTubeで見つけました。
脚の重さだけで30km/h巡航の話しも出てますね。

竹谷賢二ペタリング講座【回転をスムーズにするために】
http://www.youtube.com/watch?v=yX9C5qoMMzU&feature=related

他にもリンク先に複数の竹谷さんレッスン動画が上がっています。
ペダリングの話しはもちろんのこと、前乗りの原因の話しも面白い。
こーぢさん(こーぢ倶楽部)指導の後ろ乗り基本のライディングポジションとも共通点がありますね。
前後の荷重バランスは三本ローラーやると一発で分かりますが、TTバイクだとどうしても前乗りになりやすいので悩ましいところでしょうね。

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11月号のLUMINA。
買ってからなかなか時間がとれなくて目を通してませんでした。
今朝、出勤前にパラパラとめくっていたら、なんじゃ、こりゃ?!
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◎バイクライド再考〜「動作系」を見直せば、バイクパートが変わる!
http://triathlon-lumina.com/vol13.html
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9月12日に僕が書いたバイクのペダリングとスイムのストロークとの相関関係のエントリーとそっくりのことが書いてある。

■果たして「骨で泳げる」ようになるのか?
http://at105rpm.exblog.jp/18847915/

自分なりにふと思いついて書いたつもりですが・・・パクられたか?(笑)

誰が書いているのかと思ったら、スペシャライズドの契約プロ、竹谷(たけや)さん監修のようだ。

なるほど、これで合点がいった。

竹谷さんの著書は昨年の「バイシクルライディングブック」、新著でLUMINAでも紹介されている「バイシクルトレーニングブック」いずれも持ってます。たぶん、国内でこの手の本では最強の組み合せ。

竹谷さんは元MTB国内チャンピオン&アテネ五輪代表。
サラリーマンをしながらトレーニングと競技を続け、日本チャンプにまで登りつめた経歴の持ち主で、理論的なアプローチに定評があります。

原宿のスペシャライズドのコンセプトストアで定期的にライディングやトレーニングのセミナーをされています。
http://www.specialized-concept.jp/

昨年末のLEGONの忘年会でゲストで来られていた竹谷さんに「スペシャライズドじゃなくてキャノンデールなんですけど、参加していいですかー?」と聞いたら、「ぜんぜん構わないですよー」との暖かいご返事。シューズだけはずっとスペシャライズドの愛用者なのですが・・・いつかは参加してみたいなー(^-^)/

話しを戻すと、竹谷さんはMTBだけじゃなくて、ロードでも東京ヒルクライムシリーズの元チャンプだったり、最近ではトライアスロン、エクステラで大活躍の万能型アスリート。

竹谷さんと同様にMTBライダーとして活躍中のキャノンデールの山本和宏さん(通称KAZUさん、弟で五輪出場の幸平さんと全日本ランキングでワン・ツー)も実は「マウンテンサイクリングin乗鞍」でヒルクライム・チャンプの経歴をお持ちです。 加えて「ヒルクライムバイブル」という本の監修者でもあります。KAZUさんとはキャノンデールの仲間とのライドイベントや忘年会でご一緒させていただいたりしてますが、周りのメンバー含めて最近までその事実を知らなかった。まあ、昔のことだから本人もあまり話題にしたくないのでしょう(笑)

ロードの世界でもMTB出身でエヴァンスやサガンなどの有名選手が大活躍しているし、ロードの選手がオフロードのシクロクロスレースをオフシーズンのトレーニングに取り入れることも少なくない。舗装路を集団走行するオンロードに比べてバイクコントロールのテクニックや持久力、負荷耐久力が要求されることから、学べることが多いのだと思います。

僕も昨年末にKAZUさん、シクロクロスのエリート選手でオフロード最強店長の呼び声の高い竹田さん(通称てんちょさん)、キャノンデールの仲間たちに誘われてMTBのトレイルライドを初体験しました。

KAZUさんの後ろに着いて走りを見せていただいたり、僕の乗り方をチェックしてアドバイスいただいたりで、とても参考になりました。初のトレイルライドでトッププロに教えてもらえるなんて、なんという幸運(笑)

ロードの乗り方との最大の違いは、激しい路面の変化を読んで、瞬時に判断して対応する必要があることだと思います。そのためには経験を積んで判断力を磨く必要はありますが、基本的なバイクコントロールのテクニックやボディバランス(荷重移動含む)がとても大事だということがわかりました。

たとえば、僕はトレイルを走るまでMTBはパワーでガシガシと踏むものだと勘違いしていま した。
ところが、KAZUさんの後ろに着いてペダリングを観察していると、軽いギアでクルクルと回している。

僕は身体が重いのもあって登りで重めのギアでパワーを掛けてグッと踏み込もうとすると、とリアが空転して前に進まない。ロードのダンシングの感覚でやると、リアのトラクションが上手く掛からない感じ。
そこで、KAZUさんのアドバイス通りに軽いギアで優しく卵を包み込むようにペダリングすると、あら不思議。ここでとても大事なことに気づかされました。ペダルは踏むものじゃなくて、路面のトラクションを生かして無駄なく前に進めるものだと。

もともとオンロードでも軽いギアでケイデンス高めで回すタイプだったのですぐに理解は出来ましたが、路面の違いによってこれほどシビアになるとは思っていませんでした。若い頃に乗っていたオートバイもオンロードタイプでしたし。

話がまた横道にそれてしまった(笑)

LUMINAの竹谷さんの次の記事で、八尾さんという方もMTBでテクニックや身体の使い方を学ぶことを推奨されていますね。

興味のある方はロードやトライアスロンのオフシーズンのトレーニングにMTBのトレイルやシクロクロスはいかがでしょうか?
幸いMTBはひと時代前にブームがあって専用のコース、スクールなどもわりと充実していますし、ロードに比べて初期投資も少なめで済みます。シクロクロスのエントリークラスならクロスバイクで参加出来るものもありますし(首都圏なら吉見運動公園のGPミストラルシリーズや11月24〜25開催の秋ヶ瀬バイクロア)、もちろんMTBでもOK。トライアスリートならそのまま竹谷さんみたいにエクステラという手もありますね。

というわけで、前置きが長くなりました(笑)

さて、パクリ?と書いた部分に関して。
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スイムのストロークとバイクのペダリングとの相関関係。
書いてあることは僕の冒頭で紹介したエントリーとほぼ同じですね(若干の感覚的な認識の違いぐらい)。
まあ、発刊のタイミングを考えると、以前から企画・編集されていたものでしょうし、誰が考えても、バイクとスイムを比較すると同じような解釈になるのではないかと思いますが、それにしても個人的にはとてもタイムリーでした(笑)

加えて言うと、ひとつ前のエントリーで、

■「骨で泳ぐ、トライアスロン・スイム」@LUMINA
http://at105rpm.exblog.jp/18841936/

と書いた通り、骨で泳ぐ=骨で漕ぐという理解。
LUMINA11月号のP-40「荷重抜重とレーニング」にも書かれていますが、基本的に脚の重さ(体重の1/6とも言われる)だけで落とす感じのペダリングを心掛けると、30km/h前後の巡航速度でラクに走れる感じがします(機材の差、個人差はあると思いますが)。
(追記)LUMINA11月号「バイクライド再考。」を見てビックリ!_e0265002_1233391.jpg

僕はこれを勝手に「手抜き」ならぬ「脚抜きペダリング」と呼んでます(笑)。
そう、まさに力を抜いて、脚の骨と筋肉の重みを使って、ストン!ストン!、タンタンタンタン(ケイデンス90〜100)というリズムで左右交互に落とすだけ。
イメージとしては、爪先から斜め前下へスイッ、スイッと踏み込む感じ…ってスイムの入水時の手の入り方にも似てるのかな?

たしか、宇都宮ブリッツェンのエース、増田選手も同じようなことを言っていた気がします。
ペダリングにおいて、力を入れる領域は上始点から下死点に向かう途中のごく短い部分だと。

さらに、本記事の「片脚ペダリング」にもある通り、股関節から持ち上げて上下の稼働域を広げる。
イメージ的には、膝を高く上げて、下ハンポジションなら胸に脚が付くぐらいの意識。
そうすると、より高いところからストンと落とすのでより大きなパワーと効率を生み出せるような気がします。回転運動うんぬん以前に脚の関節の伸縮と重力を生かした上下運動があり、それが下支点へ向かいながら、回転運動に変わっていくということでしょうか?(理屈から言えば)
記事にもある通り、下始点付近でいくら踏んでもまったく意味が無いですから。
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もちろん、30km台半ば〜40km台のレースでのスピード領域、インターバルだともっと重たいギアで踏むことも必要になるけど、集団内に位置している限りは集団効果もあるので、アウターで重めのギアにしても同じ感覚で漕いでいればさほど疲れないと思います。

僕の場合、ロングライドでもペースを上げて踏み過ぎたなー、脚に疲れ(乳酸)が溜まってるなーと思ったら、初心に返って脚にあまり負荷を感じない程度の軽めのギアで、ワンツー・ワンツーのリズムで落とすペダリングを続けるとだんだんと回復してきます。

先週末の600kmブルベでも240kmあたりから320kmまでずっと一緒だったおニイちゃんが僕と良く似たペダリング(回転型)をするのでリズムも合って走りやすかったですね。逆に一緒に走りづらいタイプは重めのギアでスタートして出だしは遅いけど、低ケイデンスでグイグイとあとから加速していくタイプ(トルク型)。

一般道での30km/h前後の速度域なら、インナー(仮に34Tとすると)×リア13Tぐらいで充分対応できますね(インナー×トップ12Tはチェーン当りしやすいので基本的に使わないとして)。アウターを踏むのは35km/h越えてからで充分。インナーでも一時的にインターバル気味に速度を上げるならケイデンスを100以上に上げれば瞬間的には40km/h近くまで対応できるし、リア11Tのギアを使う手もありますね(そうすれば12Tでケイデンス90で32km/hまで有効に使える)。

ただ、これだとペダリングの効率は上がるけど脚力がつかない可能性もあるので、時にはアウターでのインターバルトレーニングやヒルクライムで高負荷を掛ける必要もあると思います。競輪の選手なんかは勾配の緩めの峠や坂でアウター×トップでジワジワとスローペダリングをやって脚力を鍛えてますからね。

LUMINAにもある通り、平地はなるべく「落として、力を抜くペダリング」でスムーズなペース走を心がける。
一方で、ヒルクライム(勾配5〜8%ぐらい?)や緩めの坂(理想は勾配3〜4%ぐらい?)のインターバルで脚力と心肺機能を高めていく。
とりあえず、これがわれわれ一般人レベルではトレーニング効率が高いのではないかと思います(ローラー台ではなく実走重視で行く場合)。

スイムは・・・超苦手なヘタレでなんとも言えないですが、まあ、バイクを漕ぐつもりで地道に頑張ります(笑)

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by rintarou555 | 2012-10-11 01:30 | トレーニング

50年間のカナヅチ人生を経て、トライアスロンに挑戦するへっぽこトライアスリートの備忘録的日記。


by りんたろう