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トライアスロン・スイムは「フラット」の方が良い?@ルミナ5月号

昨日ルミナ5月号を買って帰り、むさぼるように読みました。
ほぼ毎月買ってますが、こんなのは初めてです(笑)。

肩の故障でずっと泳げなかったので、この機会に一からやり直そうというのもありますが、「実戦スイムに強くなる」というメイン記事のタイトルにひかれたから。
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フムフム、ナルホド・・・と読んでいくうちに、「フラット」という言葉が目に入った(P-50)。

なんじゃ、これ?

トライアスロンのスイムでは、ローリングを抑えて、身体をなるべく水平に保つのが良いとか。

えっ?・・・・???

僕がコーチにダメだしをされた「平たい泳ぎ」とどう違うんだろう?
カナヅチからクロールを覚えてしばらく、身体の肩の位置が常に水平気味で「平たい泳ぎ」をしていました。
呼吸の時だけ顔を無理矢理に出すので、下半身が沈みやすくなる。

ルミナにも、フラットすぎてローリングしないのも腕が上がらないのでダメとある。
まさに、最初の頃の僕の泳ぎ方。
上半身のみローリングさせて、下半身はローリングを抑えるといいとある。
要は上半身と下半身の動きのバランスということかな。

以前読んだスイム本の「最先端泳法フラットスイム」もたしか二軸泳法でローリングを抑えるという教えだったのを思い出した。
フラット気味の方が使うエネルギーが少なく、呼吸もしやすい(安定する)気がする。
速く泳げるかどうかはともかく、僕にはこの泳ぎ方が合っているのかもしれない。

P-72、73辺りでも骨盤のローリングのし過ぎで身体が横に向いてしまうと、沈みやすくなるとあります。骨盤は残しつつ、上半身だけローリングさせるには、上半身のひねり動作をスムーズするのが大事だと。

コーチから指摘されて、しばらく体全体でかなり大げさにローリングをしていました。
身体がローリングし過ぎて天井を向くぐらいにやっていたこともあります。
ただ、ローリングが小さめの方が、水の抵抗が少なくスーッと前に進む感じがしていたのは事実。

最近肩の故障も治ってきて久しぶりに泳いだら、意識せずとも、フラット気味で上半身をひねるだけ、ローリング少なめの泳ぎになっていた。
キックも以前はバタバタとせわしかったのが、小さく左右の脚をタタン、タタンと言う感じで変則的な4ビート?で蹴るようになっていた(こちらも特に意識せずに)。
そうすると、キックも動作が小さくなり、無駄な抵抗が減っている気がする。
上半身の動きとも連動できる気がするのでリズムも作りやすい。

要するに、以前は、ただ大げさに身体を回しているだけ、ただ脚をバタバタしているだけだったってことかな。
それが、しばらく肩の故障で泳がないうちに、かえって無駄な力や動作が抜けたということ?
動作がコンパクトになると、身体も真っすぐ伸びて下半身が沈みにくくなるので、水の抵抗が減って少ない力でも前に進む?

まだ良くわかりませんが、身体の感覚的にはぜんぜん泳いでなかったわりには悪くない。
ランやバイクもしばらくサボっていて、久しぶりに走り出すときに力を抜いて丁寧にやると、かえって動きが良くなるのも感じることがある。
中途半端に力を入れているとパワーロスを生み、故障や怪我の原因になりやすいということかな?
筋疲労が重なったり、身体のバランスが崩れると、無理に身体をアジャストしてしまおうとするので、さらに身体を痛めてパフォーマンスも上がらないと言う悪循環?

と書きつつ、タレントで元陸上選手の武井壮くんの記事を思い出した。

武井壮が語った「スポーツが短期間で上達するコツ」が説得力あり過ぎてスゴい スランプ対策にも
http://logmi.jp/5734

「いいとも」でタモリに語った内容がものすごく説得力があり過ぎて、というものです。

武井くんによると、
「スポーツっていうのは、まず技術練習する前に、自分の身体を思ったように動かす練習をしておくっていうのが一番大事」だそうです。
そのためのトレーニングをやらないと上達に必ず限界が来る。
頭で思っていることと、実際にやっていることのズレを放置したままいくらトレーニングしてもダメ。
逆にそれが出来るようになると上達も速いし、成長余地もある、他のスポーツでも応用が利く
とか。
    武:よくスポーツ選手が、スランプとかっていうのは、ほとんどそれが原因で。頭ではこうやっているつもりなんだけど、たとえばバットを出すとか、ここを蹴 るとか、やっているつもりなんですけど、それとはちょっと、ずれてしまっている。その状態でいろいろ反復練習をたくさんするもんで、反復練習があまり身に ならない。

    タ: ああ。悪いほうに固まっちゃう。

    武:悪いほうに固まっちゃったりとか。結果はよくなるんですけど、結果は、ずれたものを、結果をよくしただけなんで……。わかりますか?

    タ: わかんない。

    (会場笑)

    タ: ずれたものの結果がよくなったら、ずれているってこと。

    武:ずれているんですけど、結果はよくなるんです。反復練習をすると。ずれたまんまでも。たとえば、何球も何球も打つとか、何球も投げるとかをして いると、何か、覚えてきちゃうんで。だけど、それの一番よくないのは、たとえば、1個のスポーツがすごいうまくなっても、他のことやったら下手じゃないで すか。スポーツ選手でも結構そういう人、多いじゃないですか。ひとつのことは、すごいうまいんだけど。

    これはどういうことかって言うと、たとえば丸があったとすると、丸の中が慎吾くんの能力だとします。反復練習するとこれが縦に伸びる。これが記録が伸びている状態なんですよ。中の面積は変わっていないじゃないじゃないですか。

    縦に伸びているだけだから、中の面積は変わらない。ただ縦に長さが伸びただけで、横幅は狭まっている。ってことは、1個のスポーツは縦に伸びるけど、隣にいくと、素人になっちゃうっていう。

    これが一番、スポーツをたとえば若いときにやっていて、違うのをやろうと思ったときにできない理由だったりするんですよ。

見た目だけ真似たり、数値のノルマだけ達成出来ても、本質が間違っていてはダメ。
自分の身体の動きを感じながら、効率よく身体を動かしていくことが大事だということ?
久しぶりにやると、かえって無駄な力が抜けていい動きができるというのもそういうことなのかもしれない。
何ごとも「初心にかえる」というのは、基本=自分の本来の動きに戻る、ということなのかもしれない。

今シーズンのテーマは速く泳ぐよりも無駄な力を使わないです(もともと超遅いので多少速くなっても・・・)。
しばらく、オーバーアクションと力の入れ過ぎ、急ぎ過ぎに気をつけてやっていこうと思います。

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by rintarou555 | 2014-04-03 00:31 | Swim

50年間のカナヅチ人生を経て、トライアスロンに挑戦するへっぽこトライアスリートの備忘録的日記。


by りんたろう