(書籍)「レースに勝つための最強ロードバイクトレーニング」(高岡亮寛)

日本最強のホビー・ロードレーサー高岡亮寛さんの著書。
Amazonで買おうと思っていたら、地元の書店にありました。
しかも、けっこう目立つ感じで四冊置いてあった。

「レースに勝つための最強ロードバイクトレーニング」(高岡亮寛)
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インカレ優勝やU23代表の実績を持ちながら、外資系証券会社のサラリーマンの道を選ぶ。
その後、6年の長いブランクを経て、アマチュアのホビーレーサーとしてレースに復帰。
ツールド沖縄210kmでの二度の優勝を経て、現在はJPTツアーでプロと対等に渡り合う活躍。
エンデューロレースを中心にホビーレースで優勝多数。

アマチュア最強のヒルクライマーからプロチームに転じた森本誠さん(NHK「チャリダー」に出演)と並んで、アマチュアロードレーサーの頂点の一人。

Roppongi Expressのblogはあまりにも有名(出版を機に引っ越し?)。
新:http://roppongiexpress.bikejournal.jp/
旧:http://d.hatena.ne.jp/RoppongiExpress/

以前、もてぎのエンデューロレースに参加したときに、早々とトップでゴールし、残りのレースの模様を高見の見物する高岡さんの姿を見たことがあります。他の選手とは違う余裕のオーラみたいなのがありました。

もちろん、学生時代の実績を考えればもともとのベースが違うし、高級機材を次々に投入できる財力もあるので、すべてのホビーレーサーが真似できるわけでない。でも、仕事が不規則な中で、短い時間でもいかに捻出し、効率よく密度の高いトレーニングを行うか?というのは多くのアマチュアのライダーやトライアスリートにとっても参考になるのではないかと。

トレーニング方法やモチベーション、テクニック、機材、レース戦略など多岐にわたって書かれていますが、一番面白かったのが、「ストレスを作らない」のあたり。

トレーニングの効果イメージとして、
「時間」・「距離」・「密度」×「質」=「トレーニング効果」
であり、
>トレーニングに費やした「時間」や「距離の長さ」と、そのトレーニングの質は違う。
>時間や距離だけでなく、トレーニングの密度を意識することでトレーニングの質を高める

とのこと。

時間や距離を指標=ノルマに置くトレーニングで満足していては効率は高められないということですね。国内のプロチームでも欧米のような科学的なトレーニング環境を選手に提供できているチームは多くないそうです。ましてや、トレーニング時間がさほど取れないアマチュアならなおさら効率を重視しなければいけない。

>距離や時間など、具体的な数値目標をトレーニングの指標とすると、その数値が低いときにはストレスになり得る
>ストレスになる指標は気にしないようにする

高岡さんは時間や距離を厳密にカウントしていないそうです。

一方で、
>目標を決めることでポジティブなプレッシャーを自分自身にかけられるならば、距離などを測って目標にしても良い

ということで、数値目標も設定の仕方と使い方次第。
ノルマに縛られてそれがプレッシャーになったり、逆にノルマ達成でぬか喜びしてはいけないということでしょう。
非常に耳に痛い話しではありますが・・・これは仕事でも同じですね。
結果も大事だけど、プロセスもとても大事。
常に結果を求められるプロのように生活のためではなく、そうしたプロセスを自分の趣味として楽しめるのがアマチュアの特権。わざわざ仕事以外に余分なストレスを感じる必要は無いというのが高岡さん流と言えるでしょう。そういう気持ちの余裕があるから、本番でプロとも対等に渡り合い、結果が出せるのではないかと。

あと、時間をトレーニングの基準にするという話しも面白い。
心拍数やパワーなどは体調などによって変化する。
それで一喜一憂することがストレスになる。
したがって、常に安定的な指標として「時間」を軸においていると。
時間内で続けられる最大強度を掛けてトレーニングすることで、その時間内での最大パフォーマンスを維持できるようになる。当然、5分間、20分間、5時間、それぞれでアベレージのパワーは異なってくる。

それと、ファーストランのトレーニング方法
たとえば、5時間で150kmを目安に休憩をとらず、補給食を多めにもって走り続ける。
LSDとは異なり、ある程度の早さ(高岡さんの場合FTPの70%ていど)で走り続ける。
レースペースでの出力維持と持久力を高めるのに効果的なのでしょう。

ヒルクライムのトレーニングに関しては、ローラー台で1時間の中で一定出力を出し続けるメニュー。
これはチャリダーで森本さんも推奨していましたね。
フィジカルの能力も高められるそうです。

いずれも、レースペースまたはそれに近い状態で集中してやるのが特徴。
ダラダラとやらない。

彼らトップアマにとって、短時間高強度のトレーニングはドラゴンボールの「精神と時の部屋」そのものなのかもしれない。

高岡さんがblogで紹介している「tabata(タバタ)」というインターバルトレーニング方法。
もともとは立命館大学の田端教授が考案された「タバタプロトコル」だそうです。
http://departures.sakura.ne.jp/entry51.html
http://www.tabatatimer.com/index.php?lang=jp

富士ヒルが終わったら、いろいろとやり直したいと思います。

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by rintarou555 | 2014-05-27 23:10 | トレーニング | Comments(0)

50年間のカナヅチ人生を経て、トライアスロンに挑戦するへっぽこトライアスリートの備忘録的日記。


by りんたろう