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リオ五輪での日本人選手の逆転力に感動

大いに盛り上がったリオ五輪も閉幕。
これで規則正しい生活が送れるか?(笑)

今回、素晴らしかったのが日本人選手の土壇場での逆転力。
テニスの錦織選手の準決勝のモンフィス戦は勝てる試合を単純なミスで落としかけた。
最終セットもタイブレークでリードされたもう終わったと思ったらそこから大逆転劇。
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勝利を目前にした相手の焦りやミスもあったと思うけど、それを引き出したのも錦織選手の粘りとここぞという時の集中力。
ただ、あの集中力を本来は第2セットで2ゲームUPでリードした時に発揮していればあんなにもつれる試合にはならなかった。そういう意味では、逆転はしたけど、まだまだ甘い。精神的に強さが足りないのが彼の課題。ジョコビッチやマレー、全盛期のフェデラー、ナダルとの差がまだある。今回の逆転勝利、銅メダルを掛けてのナダル戦の勝利を自信につなげて一皮むけることを期待。

テニスだけでなく、卓球、体操、レスリング、バトミントンなど他の競技でも追い込まれた場面での日本選手の「逆転力」は発揮された。
水谷選手の過去12戦全敗の中国選手との試合は素晴らしかったし、男子体操の大逆転劇も映画かドラマみたいな結末だった。
レスリングの3連続の土壇場での逆転金メダルも迫力満点。
バトミントンももともとランキング1位の実力とは言え、完全に追い込まれて負けが濃厚からの怒涛の逆転劇は鮮やか。
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陸上競技でも、男子400mリレー、50km競歩で歴史的な快挙を成し遂げた。
根性とは異なる次元の「勝利への執念と集中力」、そして「勝つための戦略、戦術」。
根性という曖昧で定性的な概念に比べて、勝利への執念は具体的かつ定量的な目標達成への意識。
これまでの日本人選手に足りなかったもの?
もちろん不正な手段を使うわけでは無いけど、勝つためにはどうすればいいのかをギリギリの状態で考えながら戦い続けることで自分のピークのパフォーマンスを大事な舞台で発揮することができるし、相手のミスや焦りを誘い、勝機をつかむことができると思う。
それもにわかでできるものではなく、普段からの取組みの結果でしょう。

かつて作家の赤瀬川準氏が小説「ブラック・ジャパン」で日の丸ゼッケンを付けた黒人選手の登場を描いていたが(皮肉の意味で)、最近は様々なスポーツでハーフ選手の活躍も目立ってきた。ちょうどバブル頃に国際結婚が増えたことも要因としてあるらしい。コーチ陣含めてもっと国際的にやったほうがいい。根性論や古いやり方、業界体質を捨てて、新しいやり方や強化体制をドンドン導入していくことで、東京五輪ではさらなる飛躍が期待できると思う。

東京五輪が楽しみになってきた(^^)。

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by rintarou555 | 2016-08-24 00:36 | 日常

50年間のカナヅチ人生を経て、トライアスロンに挑戦するへっぽこトライアスリートの備忘録的日記。


by りんたろう