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Attack!299〜真夏の坂バカ系センチュリーライド

今年もこのイベントの季節が近づいて参りました。
飯能のサイクルハウスミカミさん主催の坂バカ系のロングライドイベントです。
入間の豊水橋を起点として、飯能の「山伏峠」(標高600m)、秩父の「志賀坂峠」(標高770m)、「十国峠」(標高1350m)を越えて、R299をメインに長野の麦草峠頂上(標高2127m)を目指します。
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距離は160kmていどですが、獲得標高が3800m超とかなりエグい。
実質的には300kmの山岳ブルベ級の難度だと思います。
しかも、8月第一週のクソ暑い時期。

「Attack!299」(今年は、土曜日ではなく日曜日開催、豊水橋ではなく入間市役所スタート)
http://www.okumusashi-base.com/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0/attack-299/
http://venus.sportsentry.ne.jp/event.php?tid=30734

参加条件:
サイクルクラブ・チームに属している方(第一回開催より継続)
200km~300kmの距離を走る事が出来る方
集団走行の経験がある方

チーム参加が原則です。
チームでサポートカーが出せない場合は、オフィシャルのサポートカーのお世話になります。
うちのチームは人数が多くて2台体制だったので、他のチームの方々のサポートも沢山やって感謝されたようです。

昨年のコース(スタート地点が少し違うだけ)
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=10f447627edd512d4a2ffeaffd8a712d

昨年、初参加しましたが、残念ながら、集合地点の入間豊水橋手前の入間駅前のキャッツアイに乗ってチューブラーがパンク。
チームメイトに車で迎えにきてもらって集合地点まで行き、予備のタイヤに交換して・・・とやっているうちに3:00のスタートに間に合わず。
止むなく、チームメイトの車まで芦ケ久保まで載せてもらって途中合流。

この時点で、峠ではなく坂と呼ばれる「山伏峠」をすっ飛ばしてます。
このイベントではまだ雑魚キャラていどの「志賀坂峠」を越えて、次はボスキャラ級の「十国峠」。
ここは落石だらけで路面も悪くて真後ろでバーストさせる人がいたりで、パンク続出。
勾配もかなりキツかったけど、蛇行を駆使しながら足付き無しでなんとかクリア。
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ここまではチームのサポートカー2台体制で途中で補給もしてもらっていたので元気でした。
チーム内でもわりと上位で走っていたと思います。
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(↑グローブを忘れて、コンビニで買った白の布手袋をしてますw)

その後、平地を50kmオーバーでTTゴッコしたのが効いたのか、コンビニで休憩したものの、栄養補給が間に合わなかったみたいで、ラスボスの「麦草峠」の序盤でハンガーノック気味。雨も降り出したので、茶店でおやきを補給しながら回復するまでボーッとしてたら、若手チームメイトが登ってきたので一緒に休憩。

その後、彼が先にスタートしてから、付かず離れずで登ってましたが、途中で土砂降り&激しいカミナリ・・・
身体の冷えによる疲労と身の危険を感じたので、途中のスキー小屋の軒下で雨宿り。

この後も雨が滝のように流れて路面が見えない中を苦しみながら登り、なんとかゴール。
規定時間内でしたが、序盤を車でショートカットしているので正式には完走扱いではありません。
仮に時間通りにスタートできたとしても、苦しかったのは同じでしょうね。

ゴール地点の麦草ヒュッテ内のストーブで暖を取りながら年配の方(70代?)とお話しさせていただいたら、僕より先にゴールされていた参加者でした。自転車に乗り始めてまだ日が浅いわりに日本海まで300km走ったりとかで、とてもタフな方です。あとで分かったのですが、主催者のミカミさんのおじいちゃんでした。あのお年であの走りが出来るとはスゴイですね。

周りはどんどん帰路へついて行く(チームのサポートカーか最寄りの駅から輪行)が、雷雨がやむ気配がないのと、せっかくここまで来たんだからゆっくりしていこうと思い、麦草ヒュッテに一晩お世話になることにしました(相部屋夕食付きでたしか6,000円)。
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夕食後、館内をブラブラしてたら、オーナーとマスター、スタッフの皆さんに誘われ、ワインをご馳走になりました。
僕の他には、登山の常連客、リハビリトレーニング中の競輪選手(名前は聞きそびれたけど有名な人らしい)など。
お互いに違うジャンルの話題を情報交換したりで、とても楽しいひとときを過ごしました。

翌朝、6時前に起きると、前日の雷雨が嘘のようなドピーカンの好天。
マスター、スタッフの皆さん別れを告げて、麦草峠を反対側に下って、茅野駅からゆっくりと鈍行列車の旅。
ひと夏の苦しくも楽しいイベントとなりました。
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今年は残念ながら日曜日スタートとなってしまったので宿泊できませんが、またお世話になります。
昨年、ローディー向けにバイクラックを置いたらとアドバイスさせていただきましたが、どうなったかな?

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by rintarou555 | 2012-06-22 23:00 | レース・イベント

50年間のカナヅチ人生を経て、トライアスロンに挑戦するへっぽこトライアスリートの備忘録的日記。


by りんたろう