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青山トライアスロン倶楽部でコンピュトレーナー講座

今日は月イチの終日会議デーでほぼ缶詰。
昨日から会議の根回しや準備等で、感覚的にずーっと心拍数85~95%、ケイデンス120~150rpmの感じでした(笑)

19時前になんとか仕事を片付けて、青山一丁目へダッシュ!

そう、今日は青山トライアスロン倶楽部の単発講座に参加です。講師は「アイアンマンのつくり方」の著者の彦井さん。彦井さんとは実は昨年末のCOG(キャノンデールオーナーズグループ)の忘年会で一度お会いしてます。とは言っても、狭い屋形船でぐちゃぐちゃ状態だったので覚えてないと思うけど(笑)

実はかなり前に申し込んであったのですが、ここのところ仕事がゲロ忙しくて日々の記憶があいまい(笑)
加えて、先週末に急遽、ケンズの講習会を入れてしまったのもあり、今日のことをすっかり忘れてました。

昨日、久しぶりにCOGの会員制SNSをチェックしてたら、今年も忘年会の参加受付が始まっていたので、さっそくエントリー。去年は風情のある屋形船だったけど、今年はどんな嗜好を凝らして来るのだろう?楽しみだ。

他にも新着情報をチェックしていたら目に留まったのが彦井さんの記事。彦井さんはDr.hikoiのニックネームでいつもCOGの会員向けにタメになる読み物を提供されています。

今回のネタは来月、材木座海岸のOSJで開催予定のコンピュトレーニングのお誘いでした。
パワートレーニングだとかペタリング解析とかのマシンの体験的なイベント。
あっ…これって、青山トライアスロン倶楽部のと同じじゃん。申し込んであったのを思い出した(笑)

うーん、困った。
果たして仕事を上手く抜け出せるだろうか?
仕方ないので、昨晩も夜なべして、会社でもフル回転でなんとかしのげました。
スケジュール管理はちゃんとやらないとダメですね。今回は手帳に書き忘れてた(笑)

こんなドタバタながら、なんとか19:30からの開始に滑り込みセーフ!

★11/21(水)最強バイクトレーニング「コンピュトレーナー」登場!アイアンマンの作り方著書 彦井浩孝さんから直接アドバイス★
http://www.triathlonclub.jp/event/info/00719.php
青山トライアスロン倶楽部でコンピュトレーナー講座_e0265002_0361824.jpg

会場の赤坂区民センターに集まったのは、わりと年齢高めで八名ぐらい?

最初の一時間ぐらいは彦井さんによる座学で、室内でのパワートレーニングの効率性のお話。
ちなみに、彦井さんは外ではバイクにほとんど乗らないそうです。
今年のハワイ・アイアンマンを制した男子のピート・ジェイコブスを始めとして、世界のトップ・トライアスリートの多くがコンピュトレーナーの愛用者だとか。

アイアンマン・ハワイ2011で表彰台を独占!
http://computrainer-lab.blog.so-net.ne.jp/2011-10-28

今年のハワイで優勝したピート・ジェイコブス(バイクパート2位)と、綜合24位のルーク・マッケンジー(バイクパート8位)のワット数とタイムの比較が面白かった。
バイクパートの前半95kmと後半85kmの平均ワット数の比較では、前半5位で折り返したジェイコブスが前後半の差が9%しかなかったのに対し、前半を3位で折り返したマッケンジーは15%もあった。二人の体重は70〜72kgと近く、FTPも330Wとほぼ同じ。前半の平均ワット数も似たような感じだが、マッケンジーの方が一定時間(短時間)でのピークパワーが明らかに大きい。

これが意味するところは、マッケンジーの方がパワーの出し方のムラが激しかったということ。
逆にジェイコブスの方が常に一定の出力を安定的に出しながら、後半でのパワーの落ち込みを防ぐ走りを前半で出来ていたということ。
ジェイコブスはコンピュトレーナーによって昨年からペダリングとパワーを改善し、マッケンジーに対してバイクで4分余りのアドバンテージを築いた。
結果、後半の失速を最小限に留めて大幅にバイクタイムを上げて、得意なランにつなげることでライバルに対して圧倒的な優位を保ったそうです。

路上でのバイクコントロールのテクニック向上うんぬんは置いといて、単純にパワーアップ、タイムアップを狙うなら、インドアトレーニングは短時間で効果を上げることが出来るとか(落車や事故のリスクも無いし)。もちろん、コンピュトレーナーでは集団でペースの上げ下げやアタックの掛かるロードレースに必要な実戦的なテクニックや経験値を磨けないので、併用が大前提だと思いますが。

ちなみに、機材に頼ったスピードアップで40kmTTを走った場合はこんな感じだそうです。

・ノーマルホイール→エアロホイールで、59秒改善
・クリンチャータイヤ→チューブラータイヤで、46秒改善
・クリップオンDHバー→フルエアロバーで、55秒改善
・セミエアロフレーム→エアロフレームで、78秒改善

合計でおよそ4分ぐらいタイムを改善するのに、まともに全部揃えたら50万円以上になる。
対費用効果としては常識的に考えて厳しい。

バイクのTT競技に専用のヘルメットやスーツも揃えてガチでやるのも、資金的余裕があれば道楽的な趣味としてありだと思うけど、トライアスロンでそこまで機材にコストを掛ける人はそんなにいないでしょう。

対して、コンピュトレーナーはソフトウェア込で一式19.8万円。
自宅で週三回ペースで5ヶ月やれば、平均速度が3km/hは上がるとか。

もちろん、コンピュトレーナーじゃなくても、PowerTapなどのパワーメーターと固定ローラーの組み合わせで似たような効果は上がると思いますが、コンピュトレーニングのウリは、ゲーム的な視覚要素やインセンティブにより利用者を飽きさせない点でしょうね。
目の前のPCの画面に映し出されるCGによるバーチャルや録画によるリアルの映像により、まるでゲーセン感覚でトレーニング出来ますから。

似たようなものではEliteのリアルモーションあたりでしょうか?いずれにしても、高価なものなので個人で購入して使える人は限られると思いますが…

後半は事前に用意されていた参加者の方(青山トライアスロン倶楽部の会員の方)によるデモ走行。汗を流しながらハァハァしているデモ走行者を応援しつつ、皆でPCの画面に見入る。彦井さんの解説を聞きながら、皆で質疑応答でなるほど、ふむふむ…ペダリングの左右のバランスや回転のムラなんかも分かる。

イメージ画像
青山トライアスロン倶楽部でコンピュトレーナー講座_e0265002_041636.jpg

あれが、職場の近くに設置されていて、ゲーセンのマシンぐらいの価格で出来るなら、週に三回やってもいいんだけど…一回数千円はちょっと敷居が高いなー。

とりあえず、なんちゃってパワーメーターのPowerCalと、バイクスタンドと化している固定ローラーでなんとかしよう(笑)

コンピュトレーナーは、都内では青山トライアスロン倶楽部と千駄ヶ谷のグランディヴェルとかで体験できるそうです。

取扱店・設置店一覧
http://computrainer-japan.blog.so-net.ne.jp/2011-11-07

ボーナスで豪勢に逝っちゃうよ!という方はぜひ突撃を(笑)

材木座のOSJでは今日のような体験講座を彦井さんが定期的に開催してされているようです。
http://www.powersports.co.jp/clubhouse/program/roadbike.htm

帰り際に彦井さんにご挨拶。
来月の材木座OSJのコンピュトレーナーの講座に誘われたけど、前日が袖ヶ浦エンデューロなんだよね。さすがに、週末に連日遊びにいくと嫁さんがプープー言いそうだ。一人で抜け駆けしたとか言って(笑)

彦井さんは今年もCOGの忘年会に参加されるとのことで、再会を約束しました。

彦井さんの「アイアンマンのつくり方」がAmazonで在庫がないと訴えたら、ランネットにあるはずとのこと。さっそくポチりました。届いたら、枕元にでも置いて寝ます(笑)

「アイアンマンのつくり方」
http://funride.jp/book/dvd_book.php
>「ストレッチなんて必要ない!」「脂肪は敵じゃない、味方だ」
とは心強い(笑)

僕のいまの実力ではアイアンマンなんてほど遠いですが、三年後ぐらいには佐渡のミドルを完走したいし、いずればロングにも挑戦したい。

山だって、五号目まで登るより、頂上まで登り切った方が楽しいですよね、きっと。タイムはともかく、より高みへとチャレンジする志、目標は無いよりはあった方が良い。アイアンマンは、まずは参加して完走すること、人との競争よりも自分との戦いに意味があると思うから(感覚的にはブルベに似ているのかも)。

帰りは赤坂見附で久しぶりにラーメン。最近ラーメンが多いなw
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by rintarou555 | 2012-11-22 00:43 | トレーニング

50年間のカナヅチ人生を経て、トライアスロンに挑戦するへっぽこトライアスリートの備忘録的日記。


by りんたろう