新しい相棒、Garmin 920XTJ導入
2015年 07月 26日
以前から気になっていたが、先日の西湖合宿で持っている人が多かったのでさらに気になっていた。
溜まっていたポイントを足して買ってみた。
少し早めの自分への誕生日プレゼント?(笑)
910XTを使っているのですぐに操作は慣れた。
910XTはボタンが堅く、UIも合理的でなく使いづらい点があった。
920XTJの方が慣れると操作はスムーズで速い。
GPSの捕捉スピードが大幅に速くなった、というか別次元。910が遅すぎただけ?室内でもGPSを短時間で捕捉するのには驚いた。家の外に出たらすぐに走り出せるぐらい。Edge810Jと同等?
HRM RUNのHRセンサーを付けると、あんなことやこんなことが出来るのが魅力。
http://www.garmin.co.jp/products/intosports/foreathlete920xtj_blublk/#featureTab
他社の類似品には無い機能なので、さすがGarmin、一歩抜けている感がある。
Bluetoothのセンサーには非対応だが、たいした問題ではない。ANT+で困らない。
薄型軽量で手に付けていても違和感が無いし、時計機能が付いたので時計代わりにもなる。
活動量計やスマホ連動の新着情報の通知機能もあるので、スマートウオッチとしても使える。
普段は写真左のカシオのプロトレックを仕事中も含めて愛用しているが、これならプロトレックの代わりになる。
機能だけでなく、UIも使いやすくなり、全体的に大幅な進化だと思う。
さっそく、昨日、日中の暑い時間帯を避けて、近場のサイクリングでお試し。
地元の所沢から早稲田の三島キャンパスへ。
トータル38km、15時過ぎてからスタートしたがかなり暑く、この距離で二度コンビニ休憩(^^;
一緒に使ってみて、多少の誤差はあるが許容範囲かな?
帰宅後は、近所の公園でブリックラン5.4km、Ave.5:24。
ランニングダイナミクスでは、ピッチは170cmと出るが、他のデータが出ない・・・???
ラン終了後に、ピッチ以外のデータが出ない原因が発覚。
HR RUNと一緒にもうひとつPowerCalのHRベルトを付けようとして混信してしまったので、途中でバイクを停めてHR RUNのユニットを外して設定作業。ユニットをトップチューブバッグい入れたままにしてしまった・・・
結果、PowerCalの信号を拾ってしまうことに・・・何のためにHR RUNのベルトを胸に付けていたんだか(笑)
一夜明けて、昨日と同じように暑い時間帯を避けて、15時半ぐらいから地元の丘陵地帯の周回コースへ。
昨日のような間違いを犯さないように、ふたつの心拍計を個別にセッティングしてからスタート。
1周3.7kmで2〜4%台のアップダウンがあり、信号1ヶ所、一時停止1ヶ所だけで車の通行も少ないのでトレーニング向き。
周回コース22km区間はAve.29.5km/hと、短時間ながら集中してトレーニングできた。
帰宅後は自宅周辺でブリックラン5km、Ave.5:24と昨日とほぼ同じペース。
来月の本番ではキロ5分ぐらいまで上げていきたい。
バイクのあとのランが課題なので、今日は最初はショートピッチでスタートしつつ、腿上げしたりで意図的に大腿の稼働域を広げるようにしてみた。
結果は、平均心拍数152bpm、最大心拍数165bpm、ピッチ(ケイデンス)168spm。
昨日計り損ねたVO2Maxは43と思っていたより低めだけど、トレーニングしてないから仕方ないか?
横浜マラソン前後はタイムからの推定で48ぐらいはあったと思う。
最大酸素摂取量とマラソンの予想タイム
http://hanafusa.info/tennis/Marathon/MarathonEndurance4.htm
920XTJのデータからレースタイムの予測が出る機能(ランのみ)によると、
5km 24:12 →きちんと計ったこと無いけどベストタイムはキロ4:30ペースでおそらく22分台
10km 50:13 →同じくきちんと計ったこと無いけどハーフの前半10kmのベストが48分なので46~47分ぐらい?
Half 1:51:19 →ベストタイムは1:44なのでかなりの開きがある
Full 3:50:48 →横浜マラソン3:57(トイレ等で停止時間6分ぐらい含む)なのでほぼ妥当だが、横浜マラソン前の30km走×3回のデータからすると3:45ぐらいは狙えそう
全体的にちょっと低めかなと思ったら、設定でHRのMAX(200)と安静時の心拍数(50)を入れてなかったことが発覚。本日の最大心拍数はまったく追い込んでないので165止まりだったが、それをベースに計算している?
どういうアルゴリズムでVO2Maxを推計しているか分からないが、仮説として、最大と安静時の心拍数は参考にしているはず。今度、どういう差異が出るか試してみたい。
ただ、これは簡易的な計測方法なので、あくまで参考値として留めるのが良いと思う。
VO2Maxを高めるには裏技?があり、VO2maxの単位<ml/kg/min>から単純に減量すれば心肺機能はそのままでも数値が上がる。軽量ランナーの方が有利な公式。軽量ランナーの方が概してタイムも速いので結果的に相関関係ではあるが・・・
加えて、同じ心拍数でもより速いスピードで走れるようにフォームを改善すれば、VO2Maxも改善される。
その辺りも考慮して目先の数値に一喜一憂しないことが肝心。あくまで参考指標として。
こちらによると、50代でVO2Max=43はわりと良い方らしい。
ただ、これも、ショートピッチがいいかと言うと必ずしもそういうことではないらしい。
体格や体型、脚の長さ、走り方、フォームなどによっても変わってくるから。
同じぐらいの体格、同じストライドなら、ピッチの数値が高い方が速く走れる(当たり前だけど)。
脚が短い人が速く走ろうとしたら、どうしてもピッチを上げる必要がある。
これも人それぞれに合った適正範囲があると思う。
そもそも、
・接地時間→推進力(ストライド)を生むのに必要(ピッチにこだわり過ぎて推進力が得られるフォームになってないと本末転倒)
・速い人が接地時間が短いのは、単にペースが速いから(当たり前のことだけど)
なので、あくまで参考指標として、自分のランニングの分析・改善に役立てるのが良いと思う。
どういう走り方をしたときにどういうピッチになるか?
上下動は8.2cm。
これも体格や走り方によっても変わってくる。
おそらく身長が高く、脚が長い方が比率的に上下動は大きくなると思う。
ピッチ同様に、どういう走り方をすれば上下動が小さくなり、それがタイムや疲労度、心拍数に影響するのか?
客観視するための指標として使えば良いと思う。
使い方は人それぞれで工夫が必要だが、いずれも、一人で走っているとなかなか客観視できない、分からない部分を可視化してくれる素晴らしい機能が920の売り。
これだけでも920XTJの価値はある。ラントレのモチベーションも上がる。
トライアスリートでなくても、バッテリー寿命が長いのでウルトラのランナーにもオススメ。
二日間使用してみて機能的な不満は無いが、一点だけ問題があった。
以前のような内外価格差が無くなったので国内版にしたが、日本語表示がいただけない。
数字そのものの見え方が変わらないが、上の項目表示が日本語だと薄れて50代の老眼オヤジには辛い。
せっかくの日本語版ながら、結局は英語表示にしてしまった(もともと慣れているし)。
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