さいたま国際マラソン2015を振り返って
2015年 11月 22日
http://runnet.jp/record/userRaceTopShowAction.do?raceId=106675&numberCard=
データを少し加工。
中間折り返しはネットタイムで1:53台。
横浜マラソンのときは1:54台だったのでほぼ同じペース。
後半に多少ペースが落ちても、ネット3:52、グロス3:55ぐらいでいける?と思っていた。
ところが、30km以降はガクッとペースが落ちて、最後はキロ6分の攻防。
本来は終盤もキロ5:35〜5:45ぐらいでずっと通したかったけど、特に35km以降は疲れが出て難しかった。
横浜マラソンは37km付近で足つりストップ後は5分半ぐらいのペースで刻めたのに対して、今回はまったく余力なし(笑)
トレーニング不足に加えて、細かいアップダウンのコースが特に30〜40kmの終盤に徐々に足にきていたのと、予想以上の暑さでダメージが蓄積。心拍数もおそらく最後の方はかなり上がってしまったと思う。
この時期のマラソンの難しさを思い知った大会。
Garminのログ(29km付近での足つりの停止含む)では、
後半上りまくりで特に30km以降は175〜177bpmあたりとペースが遅いわりにありえない高さ(笑)
ランの最大心拍数は200bpmぐらいなので、最大の80%を超えているのはフルマラソンにしては高すぎる。
走っているときはそんなに苦しく感じてはいなかったが・・・
トレーニング不足に加えて、気温上昇が大きく影響していると思う。
ピッチはそんなに変化はないが、終盤ペースが落ちるにつれ、上下動が少なく、歩幅が短くなっている。
足が前に出なくなり、小股でチョコチョコと走っていたんだと思う。
こちらは横浜マラソンのペース(トイレ、足つりの停止時間は含まず)。
37kmの足つり後に逆にペースアップできた横浜と違って、今回は暑さと30km以降のダメージでいっぱいいっぱいだったのがよくわかる。
前半5:20ぐらい、後半も5:30ぐらいでいければ、3:50切りが見えてくる?
マラソンはメインではないが、ギリギリサブ4ではなく、余裕でサブ4の3:45は目指したい。
今回、直前1カ月で100kmだけの練習量で3:55で走れたので、レース前2〜3ヶ月は100〜150km、レース前1ヶ月は150〜200kmぐらい走りこめばなんとかなるか?
それと、来シーズン、もしトライアスロンのロングのレースに出る場合、フルマラソンとは違った戦いが必要になる。
スイム3.8km、バイク180km(佐渡は190km)のあとの、42.195kmはかなりタフだと思う。
フルマラソンがサブ4でも、最低5時間ぐらいは見ておかないとダメかも。場合によっては5時間半とか?
今回の大会については完走記にも書いた通り、第一回開催の割には良かったと思う。
コースはなかなか走りごたえあり、道幅が広くて路面も良い。
スタート〜山下公園を抜けるまでが景色が良くて、あとは高速道路や殺風景な埠頭を走らされた横浜に比べても良かったと思う。
ただ、いくつか気になる点もあった。
まず、事前受付。
金曜日の21時までは仕事帰りならなんとか間に合うが、土曜日17時までだと土曜日仕事の人には厳しい。
僕は金曜日は21時近くまで仕事があったので土曜日受付にしたが、朝からイベントの仕事が入っていたため、途中で抜けてなんとか締切17時間に合わせた。
土曜日もできればもう少し遅い時間まで受付してあげたほうが土曜日に仕事のある人は助かると思う。
横浜も金曜日は20時まで、土曜日も17時半までだったので似たようなものではあるが、僕は横浜の会場の近くでたまたま翌週のイベントの下見があったため、土曜日夕方までに受付を済ませることができた。
スタート時間。
日本代表チャレンジのスタート30分後にサブ4の部がスタートだが、関門通過時間は同じ。
運営の都合はあると思うが、ルールとしては?だと思う。
チャレンジの参加資格は持ちタイム3:30以内なので、関門に引っかかるとしたらよほど調子が悪い選手しかいないとは思うけど。
エイドでの補給に関して。
序盤のエイドは選手が固まっていたこともあり、ゴミ箱が満杯。みながポイ捨てした紙コップが道の真ん中にゴロゴロ転がっていて危なかった。
仮にゴミ箱がいっぱいで道端に捨てざるをえないとしても、軽く握りつぶして捨てるだけで、風や道路の傾斜で紙コップが転がるのを防げる。参加者のマナーしだい。
後半は選手がまばらになってきたので問題なくゴミ箱に捨てられたが、それでも路面への紙コップの散乱はけっこうあった。
水の補給が間に合っていないエイドもあって、すこし待たされた。
予想以上に気温が上がったのでドリンクだけでなく水をとる選手が多かったせいもあると思う。
この辺りの難しさは自分もトライアスロンのエイドのボラで経験しているのでわかる。
若いスタッフにベテランのボランティアリーダーを混ぜた配置がされていたかどうか?
まだ地元の人たちが慣れていないせいもあると思うけど、交通規制の告知の看板があれだけ立っているのに、車で通ろうとしてスタッフにクレームつけているドライバーを何人か見かけた。
地元民の理解を得るためには今しばらく時間がかかると思う。
後半はバナナが出てきたが、バナナはランニング中はあまり消化が良くないと思う。加えて、皮が道路に散乱して危ない。
今回のような暑さなら塩タブレットの方が効果的だと思う。
最後はゴール後のオペレーション。
完走記で書いたとおり、フィニッシャーとそうでない人のチェックはアバウト。
僕がスタッフの勘違いで未完走扱いにされてその場でフィニッシャータオルと完走メダルをもらえなかったのに、ドナドナバスでフィニッシャータオルを配っていたというのはビックリ。
この辺りは徹底して欲しい。
サブ4の部が制限時間内にゴールするのが13:40で、そのあと未完走のランナーたちが戻ってくる。
選手たちはかなり追い込んで走っているので、フィニッシャーも未完走のランナーもボロボロ。未完走のランナーの方が脚を痛めていたりでダメージは大きいと思う。
僕がNさんと話してからアリーナに移動したのがたぶん13:50過ぎで、スタッフと一悶着あってから脚がつって救護室でお世話になっている間も続々とランナーが戻ってきていた。
ストレッチや補給、着替えたりでそれなりに時間がかかる。
アリーナの閉館時間が15時であまりゆっくりしていられない。
アナウンスでアリーナを追い立てられるように出たのは15時ギリギリ。
アリーナの利用時間や料金のこととかあるのかもしれないが、レース後の選手たちにもう少しゆっくりとさせてくれてもいいのではないだろうか?
↓↓↓よろしければこちらをポチッとお願いします(笑)
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村